媚びたっていいじゃない
ポエムだっていいじゃない
造り手の想い、空間、サービス
五感を通じ感じたコト
私なりの解釈でお届けします。


神奈川 鎌倉
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" 春めく古都、夜風は甘く。"
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遠く由比ヶ浜から
小町通りを抜けて届く海風。
森の奥で生まれた
荘厳な自然が吐き出す山風。
その境に立って
風格ある一軒家で夜を待つ。
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鎌倉出身のシェフによる
風土への敬意を込めたひと皿。
クラシックなフレンチを礎に、
南インドを中心とした
スパイスやハーブを取り入れた
風味豊かでエレガントなアプローチ。
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咲き誇る桜
もたれかかるミモザ
巡る季節を感じるひととき。
背中に感じる古都の春風
ふわりと揺れて、馨りは夜空へ。
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神奈川 川崎 武蔵小杉
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" アラカルトがよく似合う。"
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平日、仕事終わり。
ようやく迎えた今日を労うひととき。
そんな時間には、
気取りのないアラカルトがよく似合う。
日中の縛りを解くように
アレやコレやと
好きなものを好きなだけ。
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移り変わり激しい武蔵小杉の街を
15年に渡り見守り続けてきた当店。
ずっと変わらず、
愛されてきたであろうこの味覚。
ちゃんとしたものを肩肘張らずに。
日常の延長線上にある非日常。
街のイタリア食堂の名に恥じぬ風格を
これからもずっと。
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神奈川 川崎 元住吉
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" 春はホロ酔いがよく似合う。"
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時季特有の不透明な空気のベールが、
通り抜ける陽の光を優しく揺らす。
キラキラゆらゆらと、
鼻先をくすぐる、淡い春の兆し。
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意味もなくまわり道をして
帰りたくなるような
そんな浮き立つような気分が、
ここはとても良く似合う。
迎え入れてくれる快活さと、
気取りのいらない美味しい時間は、
胃の腑に寄り添い、心を照らす。
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ビール片手に
BIGなカツレツに揺られて
春の夜風に流されて。
ゆらゆらふわり、家路を辿る。
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神奈川 川崎 元住吉
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" 今日を生き抜いた自分に祝杯を。"
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"鮪の尾の身のハーブマリネオーブン焼き"
色気あるマグロ。
箸でほぐして、豊かさを頬張る。
ビールが似合う
燻しの効いた鮪ステーキの様でもあり、
米が欲しくなる
パワフルなツナ缶の様でもある。
あまりの味わい深さに
"我が家の台所になって下さい。"と、
心の声がダダ漏れたひと皿。
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当店は2025年オープンの新店。
暗がりの路地に溢れる灯りが、
道行く誰かを労い慰さめる
オトナの止まり木。
皆を明るい笑顔で迎え入れ、
あたたかな空気の層で包み込む
深い饗応に満ちた空間。
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そして、
マスターズドリーム 生 600円
インドの青鬼 生 800円
ブルックリンディフェンダーIPA 生 900円
驚異的な胆力をはらんだ
ビール狂いの駆け込み寺。
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東京 大田区 御嶽山
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" マリナーラに溺れてチチニエッリに咲き誇る。"
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" マリナーラ "
かぶりついて
口の傍から溢れんばかりの
トマトをズズっとすする。
食欲を誘う焼き色。
もちもちと香ばしく弾力。
ピリッとしたニンニクのアクセント。
オレガノの爽やかさが心をくすぐる。
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磨き抜かれたトラッドな仕立て
"俺今ピザ食ってる"感で満たされる。
風土を想い、歴史に愛される
職人としての矜持を感じる
ナポリなひと皿。
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" チチニエッリ "
多くの仲間を招き入れたマリナーラ。
たっぷりのシラスとガーリック
ケッパー、オレガノ、バジル、ミニトマト。
生地の上で咲き乱れる食材たち。
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ブラインドでも
ひとつひとつが分かりそうなぐらい、
個性に満ち溢れた食材の妙。
多角的に押し寄せる多幸感。
ひと口の全てがベストにマッチする。
一朝一夕ではない
造詣の深さを感じるひと皿。
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神奈川 川崎
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" おおよそピザ。"
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"ゼッポリのマルゲリータ"
ピザ生地を丸めて揚げる
カリッとモチっとフワッと。
オノマペトに満ちた
ナポリの代表的な郷土料理。
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マルゲリータな仕立てにより
さらに親しみやすく、味わい深い。
笑顔がよく似合うトリコローレ。
老若男女、総国民狙い撃ち
新感覚フィンガーフード。
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これから続々と新作登場予定
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神奈川 川崎
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" 風の匂いが変わった。"
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色めく季節を運ぶ風は、
いつも騒めきを引き連れてやってくる。
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"エビとアスパラのジェノベーゼ"
丁寧な仕立てのジェノベーゼ
素材をこねくりまわさず、
じっくりと魅力を引き出した
シェフの人となりが伝わる
頼んでよかったと思わせてくれるひと皿。
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"たっぷりトマトのブルスケッタ"
ガーリックを纏わせた
こんがりと香ばしいブルスケッタ
しっとりと甘くて爽やかなトマト
顕著に現れた味覚のコントラスト
焦点のビシッと合った
解像度の高い超飲めるパン。
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しっかり食べて、
しっかり飲んで
たくさん話して、笑って。
どこか落ち着かない
冬の名残を乗り越えて
またここに帰ってこよう。
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ぬくもりに満ちた
あたたかな風が抜き抜ける
街のイタリアン。
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神奈川 川崎 武蔵小杉
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" まだイカってあったかしら??"
女将さんが厨房のご主人に声をかける。
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"近頃はイカも入らなくなってきてね〜"
そう話しながら、
女将さんは慣れた手つきで
ビールの栓を開けてくれる。
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"イカの姿焼き"
この上ない仕上がり。
ゲソをもぐもぐ、ビールをあおる。
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何気ないこのひとときが
毎日の支えになるような、
今日あった出来事を
自然に話し出せるような、
きっとここは、
そんな日常の止まり木。
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東京 目黒 自由が丘
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" 春の若さ、ビールの苦さ。"
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そら豆、菜の花、ふきのとう。
まだ緑になりきっていない淡い春。
じっと寒さを耐え抜いた力強い滋養。
奥歯で感じる春の若さ。
ビールの苦みが爽やかさに変わる。
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鼻腔を軽々突き抜けて、
意識いっぱいに広がるフレッシュさに
頭の中がお花畑になる。
花粉で意識がぼやける前に、
何度でも確かめたい早春の芽吹き。
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